BainがついにスカイラークをExitする

本日のプレスリリースで、Bain Capitalがスカイラーク(3197)の保有株すべてを売却する方針を明らかにしました。

主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動の予定に関するお知らせ

 

Bain Capitalは14年の再上場後も70%保有を続け、15年6月、17年3月、17年6月にオファリングを実施。保有比率は約15%まで低下していました。今回のオファリングをもって、完全にスカイラークから手を引くことになります。オファリングの総額は650億ほどになると見られ、かなり大きなディールです。Bainによる経営のてこ入れ方針は間違いなくポジティブに働いており、ROEは再上場時の7%弱から直近実績ベースでは17%弱で推移しています。PERは約18倍であり、割安とは言えない水準ですが、優待込利回りが5.5%程度あることを考えれば、優待効果を享受できる、個人投資家にはおすすめできるバリュエーションです。

今回のディールはサイズが大きく、ファーストインパクトはネガティブに働くでしょうが、その後はBainによる売り出し懸念の払しょくにより、需給的な観点ではポジティブに捉えられるでしょう。個人投資家の層も厚く、ディールの消化にはそこまでの苦労があるとは思えません。

直近3Qの決算はコンセンサス比ややネガティブでした。市場は会社計画の達成は若干厳しいと見ているようです。コスト増加の主要な要因の一つは株主優待の拡充です。年間12億円ほどのコストが計上されているようです。既存店のオーガニックグロースは売上高ベースで+0.9%です。正直若干物足りない数字です。次の決算までは株価は跳ねることはないように思えます。あくまで優待を含めた還元狙いの株といった印象です。

 

チャート画像