リクルートは好調を維持

リクルート(6098)のQ2決算は市場の期待とほぼ同等の水準でした。

IFISのコンセンサス比で見ると

  • 売上高:1.06兆 (通期コンセンサス2.17兆、会社計画2.08兆)
  • 営業利益:1202億(通期コンセンサス2084億、会社計画1855億)
  • 経常利益:1132億(Q2コンセンサス1096億)
  • 四半期利益:820億(通期コンセンサス1404億、会社計画1220億)

でした。

 

ほぼ全業態で増収増益ということになり、本業は非常に好調なことが伺えます。

特に利益の伸びが大きかったのがIndeed事業。リクルートが買収した求人検索のウェブサイトです。

この種の事業はGoogleも参入を表明していますが、依然としてのびしろがあるようです。

一方で海外人材派遣は、為替の影響を除けばトップラインは伸びておらず、若干停滞気味に見えます。

最近のリクルートはSUNRISE銘柄(ソフトバンク、任天堂、リクルート、ソニー)として注目度は高く、株価は好調です。

何とか基調を維持できるのではないでしょうか。

 

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楽天決算はライドシェアに救われた

楽天(4755)は17年Q3決算は市場の期待を上回りました。

 

IFISのコンセンサスに対比で見ると、

  • 売上高:6765億 (通期コンセンサス9200億)
  • 営業利益:1202億(通期コンセンサス1306億)
  • 経常利益:1108億(Q3コンセンサス963億)
  • 四半期利益:726億(通期コンセンサス760億)

でした。

 

トップライン(売上高)の進捗は予想並みでしたが、利益の項目がこぞってコンセンサス対比上振れた進捗であることがわかります。

これはQ3にその他収益に計上された282億円が原因です。

この上振れはライドシェアリング事業に投資した有価証券の評価益を228億円計上したとのことです。

ライドシェアの主力はUberのライバルともされるLyft。Uberはタクシーに似たような、プロによる配車サービスを展開していますが、Lyftは行っていません。

Lyft紹介動画がありますが、タクシー的側面はプッシュせず、あくまでシェアリングエコノミーをアピールしています。

逆にこのライドシェアの上振れがなければ、その他の事業はコンセンサスとインライン、またはそれ以下の水準に伴っています。

本業の方は競争環境が激化していますし、以前のように倍々ゲームとはいかないようです。

市場の評価は最近軟調であり、この相場に乗り切れていません。

 

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